Win5Pad Webマニュアル

買い目構成　～ Loto買い ～

Loto買いとは

「Loto買い」は、Ver.1.10以降に追加された新しい機能です。
Loto6やミニLotoといった、宝くじ商品に似たニュアンスでWIN5馬券を購入する方法を提示します。
フォーメーションを全通り買うのではなく、その中からランダムに買うことにより、「2,3千円といった限られた金額内で、競馬ファンとしていかに納得できる目を買うか」を追及したものとなっています。

ザルになるけど手を広げられる

「WIN5はフォーメーション」という基本姿勢の方が多いのではないでしょうか？
フォーメーションは納得のいく馬券の組み方ですが、その性質上、1頭増やすだけで買い目がドンと増え、一方で買い目を削ると、結果”WINゼロ”（WIN5の1鞍目で不的中）で終わってしまってつまらない、というケースが多くなってしまいます。
「Loto買い」は、買い目がザルになってしまう（＝的中確率が下がる）のと引き換えに、少ない金額で予想を反映させた買い方をするという、宝くじとフォーメーションの中間を狙った買い方です。
「このレースは絶対にこの1頭！」と決めながら、他のレースは選んだ馬の中からランダムで選択、といった構成ができます。
買う馬を固定したレースにはフォーメーションが適用され、それ以外には条件金額を加味しながら、指定された馬の中からコンピュータが無作為に買い目を選択します。

「Loto買い」で馬券を構成するには、画面上段で「Loto買い」を選択してください。

すると、各レースの出馬表上にある｛固定／ランダム｝の選択が、「固定」と「ランダム」から選べるようになります。

「固定」指定と「ランダム」指定

「固定」を指定したレースでは、選択された馬は”必ず”買い目に含まれます。要するに、フォーメーションと同列に扱われます。全レースで「固定」を指定すると、選択された馬によるフォーメーションとなります。
一方「ランダム」を指定したレースでは、選択された馬の中から、”可能な点数”に応じてランダムに買い目に含まれます。レース内で1頭しか選択されていない場合は、必ずその馬が買い目に含まれますので、「固定」を指定した時と変わりはありません。
ここでいう”可能な点数”は、「固定」を選択したレースで、それぞれ何頭を選択しているかによって変わります。

現在、「Loto買い」の上限点数は50点とさせてもらっています。
IPATで一度に投票できる点数の上限が50点であるため、一度に投票できる点数も加味しており、また、実際に「Loto買い」をする方は、そう多くの点数は買われないだろうという想定に基づいています。（この上限はご要望等に応じて変更は検討いたします）

その50点という範囲内で、買う馬をガッチリと決めたレースが2鞍あるとします。それぞれで2頭ずつを指名したとしましょう。この2鞍、2頭は必ず買う馬ですので、最低で2 * 2 = 4点を買うことになります。
「Loto買い」で買う点数は、指定された上限点数以下での、最大の4の倍数となります。50点が上限の場合は「48点」であり、30点が上限の場合は「28点」となります。

全レースをすべて「ランダム」とした場合、合計点数は上限一杯となります。
一方で、「固定」としたレースだけで50点を超えてしまう場合は、「Loto買い」は不可能となります。

｛固定／ランダム｝の指定、それぞれのレースでの選択馬に応じ、画面下段には最少～最大の点数が表示されます。
これを参照しながら、50点以内に収まる買い目を構成して下さい。

チュートリアル

以下に例を示します。

上の例では、最後の1鞍（5鞍目）のみを「固定」とし、そのレースでは3番、7番の2頭を選択しています。
他の4鞍は「ランダム」を指定し、それぞれ6頭、6頭、9頭、6頭を選択しています。
画面下段には、「MIN2～MAX3888点」と、最少・最大の構成点数が表示されます。
MAXはフォーメーションで組んだ場合の点数となります。

「固定」が指定された1鞍については、そのレースについてはどれが来ても的中するよう、フォーメーションが組まれます。
上の例で「固定」が指定されているのは1鞍のみですので、最低で2点が必要です。
上限を50点（購入金額5000円）とした場合、この2の倍数で、50以下で最も大きい50点での構成となります。
この場合、「ランダム」が指定された4鞍の中から、25通りの選択がランダムに抽出されます。

購入金額を手頃な2000円に設定してみます。
ランダムの買い目は10通りピックアップされ、これを固定の2頭と組み合わせます。
実際に［買い目確認・投票］ボタンをクリックしてみます。

コンピュータのランダム抽選により、以下のように買い目が決まりました。

8-10-10-6
2-8-10-16
16-13-6-3
10-12-14-3
3-7-15-16
15-6-10-14
16-7-13-14
2-8-9-5
16-13-15-3
16-6-8-15

ランダムを指定した4鞍には以上10通りの組み合わせが抽選され、これを固定指定した5鞍目の3番、7番と組み合わせ、合計20点が買い目となります。フォーメーションで買えば3888点のところを20点に抑えようというのですから、実にカバー率は0.5%とザル中のザルですが、「金額的に全通りは買えないがWIN5を楽しみたい」という方へのひとつの提案となっています。

買い目シャッフル

右の［買い目シャッフル］ボタンをクリックすると、ランダム抽選をし直し、その結果がリストに表示されます。